快適空間の作り方 温熱感覚の6要素とは? その⑤ 人体:代謝量

i-Mage.ブログ【Vol.0116】です。

快適な空間を作り出すために、人が感じる暑さ・寒さの感覚「温熱感覚」に影響を及ぼすもの、その⑤です。

その①温度、②湿度、③気流、④放射と環境側の要素がありました。

残り2つは、人体側の要素。まずは、代謝量です。

 

瞑想している状態、事務作業をしている状態、軽作業をしている状態、重作業をしている状態では、その人の発するエネルギー(熱量)が変わってきます。

基礎代謝の違いもあり、年齢や性別、体重等によっても変わってきますが、

ある試算では、1人約75w、ウォーキングした状態で約230wという値もあります。

met(メット)という代謝量を示す値がありますが、

椅子に座って安静状態を1metとし、

事務作業で、1.1~1.2met、歩行で、3met、重作業で、3..7metとなっています。

 

汗を出して動き回っている人が多いスペースでは、熱量が多いということですから、

事務スペースと軽作業スペースでは、こういう点も考慮する必要がありますね。

 

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